ユネスコとのパートナーシップ

2010年12月06日

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危機にさらされた生態系を救う:フェニックス諸島の保護区

フェニックス諸島の保護区(キリバス共和国を形成する3つの諸島のうちのひとつ)は、南太平洋408,250 km2 に渡って広がる、水生、陸生生物の生息地です。世界最大のこの海洋保護区は、数ヶ月前より世界遺産のリストに加わり、キリバス諸島で初の世界遺産となりました。フェニックス諸島の保護区には、地球上で人の手のつけられていない最後のサンゴ礁群生態系、および死火山と思われる14の海山があります。フェニックス諸島の保護区は、他の地域から隔離されていることから、太平洋の生物地理の観点から見ても独特の様相を呈しています。広範囲に広がるこの保護区は、人間の存在が極めて少なく、自然が優勢を誇っています。自然がほぼそのまま残されているこの地域では、深海まで透けて見えるほど、水が清らかに澄んでいます。この区域には約200種のサンゴ、500の魚類、18の海洋哺乳類、44の鳥類を含む約800種の動物が生息しています。この地域の研究、観察により、太平洋の生態系の進化と発達において、動植物が生態学的および生物学的にどのような変遷を遂げたかがわかるでしょう。そのような意味でここは自然の標本なのです。フェニックス諸島の海洋保護区に関する記事が、ビデオ・写真とともに11月5日より、以下のサイトに掲載されます。是非ご覧ください。The New York Times/ International Herald Tribune.さらに「タイズ・オブ・タイム」 パートナーシップの一環として支援を行う海洋地区の映像、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙に掲載された記事は、こちらからご覧いただけます。2010年、ジャガー・ルクルトとインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙、ユネスコとのパートナーシップは3年目に入ります。このパートナーシップは、次のような大きなプロジェクトで成果を得ています。- 保護地域に関する一般への知名度の浸透- ユネスコ世界遺産委員会が設置した海洋プログラムの調整役の募集- パートナーシップを象徴する腕時計、マスター・コンプレッサー・エクストリーム W-アラーム・タイズ・オブ・タイムの開発- 危機遺産救済を目的としたオークションの開催ジャガー・ルクルトでは、公式ウェブサイトでのオークションをこれまでに2度開催し、その収益のすべてである合計26,140ポンドを、トゥバタハ岩礁海中公園やスンダルバンス国立公園などの世界遺産登録地域の保護に寄付してきました。特に、トゥバタハ岩礁海中公園では、この寄付により、海洋公園水域の船舶の往来を監視する、同地区のレーダーシステムが新しく取り付けられました。Copyright @ Cat Holloway / Phoenix Islands Protected Area