レベルソ・トリビュート
クロノグラフ
レベルソ・トリビュート
クロノグラフ
秀逸したコンプリケーションの再解釈。この両面ダイヤルで時と分を表示する新しいレベルソ・トリビュート・クロノグラフには、それぞれの面が対称的でありながらも美しく響き合う2つのダイヤルが備わっています。表面のサンレイ仕上げを施したブラックダイヤルが、ゴドロン様式の装飾、ミニッツトラック、植字インデックス、ドーフィン針を際立たせ、トリビュートラインの美的コードをさりげなく表現しています。クレードルを反転すると、新しいマニュファクチュール製キャリバー860が細部に至るまで解き明かされるオープンワークで仕上げた裏ダイヤルが現れ、ムーブメント上を浮遊するかのように配されたインデックスとミニッツトラック、ブルーの針、面取り仕上げが施されたブリッジ、コート・ド・ジュネーブ装飾など、レトログラード・クロノグラフ機構の卓越したメカニズムを眺めることができます。カーサ・ファリアーノがデザインを手掛けた洗練されたオールレザー、あるいはナチュラルなレザーとキャンバス素材を組み合わせたバイマテリアルストラップにはインターチェンジャブルシステムを採用し、シーンに合わせて簡単に交換していただけます。
色と素材のバリエーション
機能
レベルソに捧げる特別形状のクロノグラフ
レベルソ・トリビュート・クロノグラフは、両面で同一時刻を表示するのみでなく、クロノグラフ表示を革新したタイムピースです。レベルソのレクタンギュラー・ケースに収まるよう特別に考案されたクロノグラフは、独特のレトログラード式30分積算カウンター、そして中央に大きめのセントラルセコンドを備え、最高の視認性を実現しています。
巧みを極めたクロノグラフ機構のメカニズム
レトログラード式30分積算カウンターは、円運動を反転運動に変換する時計職人の斬新な妙法を真に体現するメカニズムです。14部品で構成されたこのメカニズムは、一瞬で分積算計針が元の位置に帰針します。この表示により、長方形の形状に完全に収まるコンプリケーションが実現しました。
複雑な美しさで魅了するオープンワークダイヤル
ダイヤルは、キャリバー860の複雑さゆえが生み出す美しさを際立たせるよう、オープンワークで仕上げられています。クロノグラフ機構のメカニズムを固定するコラムホイールなど、ムーブメントの主要構成部品を際立たせるようブリッジの細部に至るまで綿密にデザインされ、コート・ド・ジュネーブ装飾と緻密な面取りを施して仕上げられています。
デザイン
遺産からのインスピレーションと未来が形作るデザイン
反転式ケースコンセプトを取り入れたレベルソ・トリビュート・クロノグラフは、伝統的な時計製造技巧と現代的な美学を融合した一本です。初代レベルソのデザインコードが息吹く洗練された表面、そしてオープンワークで仕上げた裏面が、圧倒的な現代性を反映しています。
高い視認性を提供するスポーティなデザイン
裏面の躍動感溢れる複雑機構が高級時計製造のルーツとの繋がりを再び想起させ、キャリバープレートに組み込まれたリング2本で構成するダイヤルは、クロノグラフ表示になくてはならない高い視認性を提供するために、ブラックカラーで彩られています。
飾らない美しさが宿る複雑機構
表ダイヤルにはバトン型インデックス、ドーフィン針、シュマン・ド・フェールミニッツトラックなど、レベルソ・トリビュートラインを象徴するすべての要素が収められ、ピンクゴールドのケースで装われたエレガントなブラックダイヤルのリューズ側面に配されたプッシャー2つが、シンプルな外観に特別な趣を添えています。
キャリバー
すべてがマニュファクチュールのひとつ屋根の下で製造されるクロノグラフ
デザイン、製造、組み立てまで、すべてのプロセスが完全に統合されたジャガー・ルクルトのマニュファクチュールで製造される新しいキャリバー860には、手巻きクロノグラフ・ムーブメントを搭載しています。マニュファクチュールの最新革新を取り入れたこのタイムピースは、グラン・メゾンが誇る時計職人の専門技術を真に体現する証です。
ストラップ
レベルソに捧げる特別デザイン
ポロの世界を想起させるレベルソ・トリビュート・クロノグラフには、カーサ・ファリアーノが手掛けたストラップが添えられ、レベルソのタイムレスな現代性と溢れる個性を際立たせつつも、統一された美しい調和を生み出しています。
ヘリテージ
マスターピース・シリーズ
レベルソ・トリビュート・クロノグラフは、1996年に発表された画期的なレベルソ・クロノグラフの再解釈です。初期モデルは、10年間で発表した特別なレベルソモデル6本のうちの、1モデルとして数えられています。1991年から始まったこれら一連のモデルの発表は、クォーツショック以降の機械式時計製造の復活における画期的な出来事でした。