概要
ルビーが宿す柔光
デザイン
カクテルウォッチの気韻
時計製造とハイジュエリーの融合から生まれた、カクテルウォッチの余韻を湛えるレベルソ・トリビュート・スモールセコンド ‘Or Deco Cocktail’。タイムピースに息づく美学の遺産は、今なお現代の審美に豊かな彩りを添えています。
時代を越えた呼応
アールデコ運動の中で生まれ、1920年代に初めて姿を現したカクテルウォッチ。1930年代にその魅力を開花させ、タイムピースをイブニングシーンを彩る洗練されたアクセサリーへと昇華させました。貴金属やダイヤモンド、鮮やかなカラーストーンで装われたこれらのジュエリーウォッチは、時計製造とハイジュエリーを融合させた独自の表現を確立しました。
アールデコの精神
1931年誕生初代レベルソのラインを想起させるレベルソ・トリビュートのダイヤルには、メゾンのアイコンに宿るシグネチャーコードを鮮やかに描き出すアプライドインデックスが配されています。より端正な佇まいをもたらす縦長のプロポーションと多面構成の造形が奥行きを生み、繊細なグレイン仕上げのダイヤル上をなめらかに進むドーフィン針のシルエットと呼応して、美しい調和を奏でます。
色褪せない美学
サヴォワフェール
卓越技巧の融合
卓越したサヴォワフェールに敬意を表するレベルソ・トリビュート・スモールセコンド ‘Or Deco Cocktail’は、緻密なジェムセッティングや精巧なブレスレット構造に象徴される伝統技法を、現代の審美に寄り添う形で再解釈しています。
レールセッティングが引き立てる、46石の鮮やかなルビー
レールセッティング技法では、バゲットカット・ルビー46石を損なうことなく、石の側面に沿ってケースのゴールドを繊細に折り込む高度な手技が求められます。レール構造とゴールドケースにより固定された各石は、連なる列のように隙間なく配され、他に支えを用いないこの手法が尽きぬ煌めきを生み出します。
総16 mの金糸
13世紀ミラノに起源を持つ伝統的な技法から着想を得たミラネーゼブレスレットは、総16メートルにも及ぶ数百本の金糸を繊細に編み込んで形づくられています。各要素を丁寧に組み上げ、切り出し、手作業での接合、ポリッシュ仕上げを施すことで、継ぎ目のない流れるようなフォルムに仕立てられます。この「ペッツァ」と呼ばれる布のような構造がスレンダーで柔軟なブレスレットを生み出し、伝統的なクラフトマンシップと現代的なエレガンスを結びます。
キャリバー
マニュファクチュール製キャリバー822
設計、製造、装飾、組み立てまで、全てがマニュファクチュールのひとつ屋根の下で行われる手巻きキャリバー822。僅か2.94 mmの厚さながらも42時間のパワーリザーブを備え、時・分・スモールセコンドを表示します。
キャリバー
ヘリテージ
1931年から広がる多彩な表情
初代の誕生以来、レベルソは自らのアイデンティティを一切妥協することなく、揺るぎない美学と高精度の複雑機構を兼ね備えたモデルを多数展開してきました。本質を核として宿しつつも、時としなやかに寄り添うレベルソは、スポーティエレガンスやモダンクラシック、あるいはユニセックスなど、ときには相反する要素を巧みに融合することで唯一無二の多面性を深め続けています。