Watches and Wonders 2026にて公開、ジャガー・ルクルト最新作
ジャガー・ルクルト 最新作
2026年4月14日から20日にかけ、ジュネーブで開催されたWatches and Wondersにて、メゾンはその歴史に新たな章を刻みました。メゾン誕生の地であるジュウ渓谷に捧げるValley of Inventions — 発明の渓谷というスローガンのもと、1833年の創業以来マニュファクチュールを導き続けてきた揺るぎない理念が息づく、15点の作品を発表しました。
類稀なる複雑機構から繊細を極めたエナメル装飾細密画に至るまで、精度と美が響き合ういずれの作品も、ジュウ渓谷の工房で磨き上げられたサヴォワフェールの結晶です。
マスター・コントロール・クロノメーター:揺るぎない高精度
2026年コレクションの中核を成すマスター・コントロール・クロノメーターコレクションは、現代におけるタイムピースのあり方を再定義する存在です。日付表示を備えるデイト、永久カレンダー搭載のパーペチュアルカレンダー、そしてパワーリザーブと日付表示を搭載したデイト・パワーリザーブの3つのモデルが今回初めて一体型メタル製ブレスレットを纏い、モダンエレガンスの趣きを際立たせています。
各モデルがCOSC認定を取得するとともに、メゾンの新たな品質保証、HPG(High Precision Guarantee/高精度保証)認証印を冠しています。この画期的な基準は、完成品としてのタイムピースを高度や温度変化、さらには最大50Gの衝撃に晒して検証するものであり、単なる試験条件にとどまらず、実際の使用環境を見据えて設けられています。まさに、精度への妥協なき献身の証です。
ジャイロトゥールビヨン・ストラトスフェール:限界への挑戦
マニュファクチュールの飽くなき探求は、ここに最も先鋭的な表現として結実しました。ハイブリス・インヴェンティヴァラインの新たな幕開けを告げる本作、ジャイロトゥールビヨン・ストラトスフェールは、ジャガー・ルクルトがこれまで生み出してきたタイムピースの中でも屈指の複雑機構を搭載した作品です。異なる速度で回転する3つのチタン製ケージを備えた三軸トゥールビヨンにより、想定し得る姿勢の98%を網羅し、重力の影響をほぼ完全に相殺します。189部品。0.783 g。42 mm径のプラチナ製ケース。そして、55の部品それぞれに施される65時間に及ぶ手作業の面取り。この逸品は、世界10本限定です。
マスター・ハイブリス・メカニカ・ウルトラスリム・ミニッツリピーター:エレガンスの本質
ジャガー・ルクルトは、新たにピンクゴールドを纏ったキャリバー362により、極薄タイムピース製造の伝統への回帰を果たします。総厚わずか8.25 mmのケースに厚さ5 mmの極薄ムーブメントを収め、フライング・トゥールビヨン、ミニッツリピーター、そして自動巻き機構を備えています。これらの複雑機構を併載するモデルとして、本作は世界最薄を誇ります。世界10本限定。
レベルソ・トリビュート・エナメル・葛飾北斎:手首に纏う名版
北斎の傑作「諸國瀧迴り」をグラン・フー エナメル技法による細密画で表現する芸術三部作。2018年に幕を開けた本シリーズは、4点の新作とともに終章を迎えます。ケースバックでは80時間におよぶ手仕事と、800 °Cで焼成を重ねた14層のエナメルで名作を再現し、表面にはそれぞれ麦粒、波、竹、杉綾の文様を刻んだハンドギョーシェ彫り装飾ダイヤルに、裏面の場景と呼応する半透明のエナメルが重ねられています。各モデル世界10本限定。比類なき忍耐が結実した、完成の極み。